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12月24日、この日はクリスマスイブだ。 さすがはクリスマスと言うだけあって、街中は学生カップルでいっぱいだった。 その街中で映倫の制服を着ている男子生徒二人がいた。 「神谷君、そろそろあきらめたらいいのでは?」 「ここまで来て引き下がれっか?」 「それはそうだが…」 それは、稜と狐月だった。 二人は何かを探しているようだ。 事の始まりは時間を少々遡り2時間前 176支部でのことだった。 「え?第14学区のチャイルドエラーの施設でクリスマス会、ですか?」 「そう、たまたまボランティアで施設に行ったら…『サンタを探して!』って子供たちに頼まれて…」 「サンタって…探して見つかるもんなのか?…」 「子供らしい…考え方ですね…」 「神谷先輩…」 「あ?なんだ?葉原」 「サンタって居ないですか?」 「は!?…えっと…」 「居るわけがない。」 返答に困った、稜の代わりに、狐月が答えた。 「ちょ…おま…」 「そ、そう…で、で、でででです…よ、よね!…」 「うわ…純情な子の心を折った…」 「狐月先輩…最低…」 「こんの残念イケメン!!脳まで残念なのね!」 「可愛い女子の純粋な心にヒビを入れるとは…」 176支部のメンバー全員が狐月から引いた。 そんな時… 「ヤッホー!!正美と一緒にお邪魔しまーす!!」 「お邪魔します!」 元気な声と共に麻美と、正美が入室してきた。 「勝手に入るなって言っただろうが…」 「私がここに来て神谷に迷惑をかけたァ?」 「浮河 真白(ふかわ ましろ)まで…たく…」 「なにィ?それとも、もしかして、善良な一般人を乱暴に追い出しちゃうのかなッ?ン?」 「チェ…好きにしろ…」 「そ、そう言えばさっきまで名に話してたの?」 険悪な空気に耐えられなくなったかのように麻美が話題を切り出した。 「『サンタクロースを探してくれ』って依頼だ」 「ん?だったらいい案あるじゃん!!」 「どんな?」 「ふふん…あたしと正美がサンタになっちゃえばいいじゃん!!」 「あ!!その手があった!じゃあ!あたしも!!コスプレもあるしぃ!」 と言って雅はロッカーからスカートの丈が極端なほど短いサンタの衣装を取り出した。 「じゃーん!!」 「…」 「おお!大胆!!」 「大きいお友達が釣れそうですね…」 「こんなの…稜の前でしか…」 「「「「「「「「「え!?」」」」」」」」」 「あ…」 正美は自分が爆弾発言をしたことに気付き、自分の手で自分の口を塞ぎ、頬を赤らめた。 「神谷君…君とはいつか、きちんと話をしなければならないな。」 「こんな純粋な彼女にそんなことを…」 「…女の敵ですよ?…稜先輩?」 「…ヘンタイ…」 「神谷先輩…不潔です…」 「残念イケメンが…」 「神谷も落ちたもんだねェ?ン?」 「稜…サイテー」 「ちょ…」 「でも正美先輩のスタイルにあの衣装…うおぉぉ!!!俺は!!!ぶっ!?」 妄想に浸った丞介の頭に、稜は、こぶしを落とした。 そして… 「丞介…お前…何妄想してんだ?」 稜は、目だけが笑わない満面の笑みを浮かべ、いかにも殴りかかるような体制で丞介の前に立っていた。 「え、えっと…あの…」 丞介はじりじり後ろへ下がり背中を壁につけた。 「さてと…遺言は?」 「えっ~と…正美先輩!!聖夜は水着サンタでお願いしま…ギャアアアアア!!!!!」 176支部中に丞介の断末魔が響いた。 「それじゃあ探すか、サンタが似合いそうなおじさんを…さ。」 「じゃあ、私と神谷君は管轄外へ向かいましょう腕章をしまえば大丈夫だろう。」 「だな…管轄内はそっちで頼むわ」 こうして二人は外へ出た。 再び現在にて… 「しかし、探すといねぇもんだなぁ」 「待ちなさいですの!!」 「ん?」 二人は声のするほうに身体を向けると風紀委員の少女が逃げている犯人を追っかけていた。 「なぁ、ここって」 「177支部の管轄区域だな。」 「どけお前ら!!ごふっ!?」 稜は逃げてる犯人の腹部に右フックをめり込ませた。 犯人は腹部を抑え、その場で蹲った。 「悪いな…俺たちも『これ』なんだけど?」 稜は腕章を倒れた犯人に見せた。 「すみませんですの…って、あなた方、他の支部の方ですわね?」 「ああ、176支部だ」 「ではなぜ管轄外へ?」 「ちょっと人捜しでな…」 「一体誰を?」 「笑わない出で聞くってなら話すけど…」 「笑いませんですのよ?」 「そうか…実は…」 稜と狐月は177支部の少女に、これまでの成り行きを話した。 「…というわけで、適役な人が居れば教えてほしいんだ」 「そうですの…チャイルドエラーの施設でそういうことが…う~ん…」 そしてしばらく時間がたった。 「じゃあ、神谷君そろそろ行くか。」 「だな、悪かったな?時間潰しちまって」 「え、ですが…」 「あぁ~…その犯人そっちで対応な?」 そう言って二人は街中へ向かった。 「ん~」 「何考え込んでんだ?狐月?」 「私たちでやれないのか?」 「サンタ役を?」 「ああ。」 「それいいかも」 「では報告するか。」 狐月は雅に連絡をし、二つの返事で施設のほうも了承を得た。 翌日、第14学区、チャイルドエラー施設にて… 「今日1日みんなのお世話をしてくれるお兄さんとお姉さんたちよ!」 「よろしくおねがいします!!!」 ボランティアに来たメンバーは、稜、狐月、正美、麻美、雅の5人だった。 五人も会釈をした。 「今日はクリスマスなので、サンタさんが来てくれます!」 「やったー!」 「だってよ?…狐月?」 「う…」 そう、狐月と稜は、ここに来る途中に、どっちがサンタクロースになるかでもめていたので、潔く、じゃんけんで決めたのだった。 「じゃあ、お姉ちゃんたちと狐月お兄ちゃんはパーティーの準備があるから、稜お兄ちゃんに遊んでもらっててね?」 「…(しょうがねぇ…)よぉしみんな!!お兄ちゃんが遊んであげるから、何したい?」 「鬼ごっこ!」 「かくれんぼ!!」 などさまざまな意見が飛び交った。 「じゃあ、全部やろう!」 「うん!」 こうして稜は子供たちを園庭、に連れ出した。 「これでよしっと…それじゃあ始めましょう!」 「「「「はい!」」」」 園庭にて… 「それ~逃げろ~!(なんで俺がこんなこと…)」 「捕まえた!」 「おっとじゃあ次はおにいちゃんが鬼か…ほ~ら、捕まえちゃうぞ~!」 「にげろ~!!」 「…」 そのとき、稜の頭に、『あの』ときの記憶が浮かんでいた。 『もともとあいつは、チャイルドエラーだった…そして、俺は知り合いの研究施設であいつを見掛け、要らないと言われたから俺が引きとった、テレパス系の能力は手元にあったほうがいいからさ!だがあいつは、人を傷つけたくないと俺の命令には従わなかった!!どんなに蹴りを入れても、どんなに殴っても、あいつは一回も能力を人に向けることはなかった!!それで俺はあいつから今までの記憶をコピーし、破壊した、スパイとして使うために!』 「…(チャイルドエラーか…また、正美みたいなやつが出るのかな…) 稜は、そう考えると胸が苦しくなっていた。 再び、中にて… 「メリークリスマス!!」 いよいよ、子供たちが楽しみにしていたクリスマス会が始まった。 「あれ?稜?」 「ん?どうした?」 「いや、なんか表情暗い感じがするから…」 正美は、稜の顔を覗きこみながら言った。 「そんなことねぇよ…」 「ふ~ん…」 「じゃあ、みんなでサンタさんを呼んでみよう!せ~の…」 「サンタさ~ん!!」 「は~い!フォッフォッフォッフォ、メリークリスマス!!」 「ぶっ!(違和感がねぇ…)」 「「「クスクス…」」」 こうして無事(?)にクリスマス会は終わった。 その帰り道にて… 「どうだった?狐月?」 「ちょっと疲れましたよ。」 麻美と狐月は、並んで帰っていた。 「…」 狐月は意を決した。 「あの!火川さん!」 「ん?どうしたの?」 「好きです!」 「え?」 「貴女の事が好きです!」 麻美は、狐月を見て頬を赤く染めた。 「ふ、ふ~ん…でも、あたしは言葉だけじゃ付き合えないわよ?」 「え…」 「フフッ」 麻美はいたずらっぽい笑みを浮かべた。 「態度で見せて?」 麻美はそう言うと、狐月に抱きつき、キスを待つように目をつぶった。 「…」 「…ん…」 狐月はそれに応えるように、麻美にキスをした。 「ありがと!これからもよろしくね?」 「こちらこそ!麻美さん?」 こうして、二人もカップルになった。 END
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同名アイドル [クリスマス☆ギャル]大槻唯(特訓前)データ プロフィール セリフ集 [クリスマス☆ギャル]大槻唯+(特訓後)データ プロフィール セリフ集 セリフ集(プロダクション対抗!!ドリームLIVEフェスティバル ライバルユニット) [部分編集] 同名アイドル 大槻唯 [お花見]大槻唯 [サマーガール]大槻唯 [サマーショッピング]大槻唯+ [サマースプラッシュ]大槻唯 [湯けむりギャル]大槻唯 [レインドロップ]大槻唯 [部分編集] [クリスマス☆ギャル]大槻唯(特訓前) データ [クリスマス☆ギャル]大槻唯 属性 パッション レア度 Sレア Lv上限 60 親愛上限 40 Lv1攻撃値 4520(1コスト比237.9) Lv1守備値 4440(1コスト比233.7) 最大攻撃値 11865(1コスト比624.5) 最大守備値 11655(1コスト比613.4) コスト 19 移籍金 10,950マニー 特技 ゆいプレゼント!(キュート・パッションのフロントメンバー及びバックメンバー上位1人の攻守 特大アップ) 入手 クリスマスメモリアルリミテッドガチャ(2013/12/18~2013/12/26) [部分編集] プロフィール アイドル名 [クリスマス☆ギャル]大槻唯 フリガナ おおつきゆい 年齢 17 身長 155cm 体重 41kg B-W-H 84-56-83 誕生日 5月7日 星座 牡牛座 血液型 B型 利き手 左 出身地 埼玉 趣味 カラオケ [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 ガチャ所属時コメント 「ちなったんとお買い物♪ かわいい女の子とクリスマスにショッピングなんて嬉しいでしょ? あ! ゆい、あのケーキ欲しい!」 ガチャ所属時コメント 「」 ガチャ所属時コメント 「」 プロフィールコメント 「○○ちゃんっ、これ!! ゆい、このクリスマスケーキに、決ーめたっ☆ だってーイチゴちゃんがこんなにのってんだよ? もうこれしか目に入らないしーっ♪ お財布貸して! ゴソゴソー☆」 親愛度UPコメント 表示 「○○ちゃん、差し入れのチキン、はいっ、あーんっ☆」 親愛度MAXコメント 表示 「ね~お願~い! あのケーキにしてくれたら、アイドルちょー頑張るから~っ。…OK? やったぁー、さすがゆいの○○ちゃん♪」 リーダーコメント 「あはっ、クリスマスLIVEっ?」 あいさつ 「めりめりぃ、くりくり~☆」 あいさつ 「ゆいとパーティーしよっ、パーティー♪」 あいさつ 「ちなったんもあのケーキがイイよね?」 あいさつ 「わはーっ、ケーキの真ん中にチョコの家のってる! 食べた~い☆」 あいさつ 表示 「○○ちゃんとクリスマス!? ちょー期待、キラキラーン☆」 仕事終了時 「お仕事前だけど、カンパーイ♪」 仕事終了時 「今日は早めに終わらせよーね☆」 仕事終了時 「あっ、ほらほら、仕事場にもツリー!」 仕事終了時 「見て見てっ、すごいセット! これってクリスマスだからー?」 仕事終了時 表示 「○○ちゃん、お仕事終わったら、観覧車で夜景見よ☆」 [部分編集] [クリスマス☆ギャル]大槻唯+(特訓後) データ [クリスマス☆ギャル]大槻唯+ 属性 パッション レア度 Sレア+ Lv上限 70 親愛上限 300 Lv1攻撃値 5424(1コスト比285.5) Lv1守備値 5328(1コスト比280.4) Lv1攻撃値(MAX特訓時) 7798(1コスト比410.4) Lv1守備値(MAX特訓時) 7660(1コスト比403.2) 最大攻撃値 17968(1コスト比945.7) 最大守備値 17650(1コスト比928.9) コスト 19 移籍金 16,425マニー 特技 ゆいプレゼント!(キュート・パッションのフロントメンバー及びバックメンバー上位1人の攻守 極大アップ) [部分編集] プロフィール アイドル名 [クリスマス☆ギャル]大槻唯+ フリガナ おおつきゆい 年齢 17 身長 155cm 体重 41kg B-W-H 84-56-83 誕生日 5月7日 星座 牡牛座 血液型 B型 利き手 左 出身地 埼玉 趣味 カラオケ [部分編集] セリフ集 セリフ 内容 プロフィールコメント 「きゃはっ、めりくりーっす! ゆいのクリスマス・パレード、にぎやかでしょ☆アゲアゲで、ファンのみんなにプレゼント届けちゃうから! 中身? テキトー!! でも多分とってもイイモノだから、期待してて♪」 親愛度UPコメント 表示 「寒くても、へ・そ・出・し♪見て見て、○○ちゃん☆」 親愛度MAXコメント 表示 「じつはこのプレゼントの箱さー、中身カラなんだ。○○ちゃんへのプレゼントは、ゆいだから♪なーんてマジだと思った? あは☆」 リーダーコメント 「ジングルベルっちゃお☆」 あいさつ 「めりめりぃ、くりくり~☆」 あいさつ 「プレゼントあげるから、ゆいと遊んで遊んで~♪交換だから☆」 あいさつ 「ゆいとパーティーしよっ、パーティー♪」 あいさつ 「ゆいサンタが、ハグハグしてあげる!」 あいさつ 表示 「○○ちゃんには、ちょー特別なプレゼントしてアゲル♪」 仕事終了時 「お仕事前だけど、カンパーイ♪」 仕事終了時 「今日は早めに終わらせよーね☆」 仕事終了時 「このまま町中、歩いちゃうしー!」 仕事終了時 「スタッフちゃんもファンのみんなも、混ざって大騒ぎしよーよ♪」 仕事終了時 表示 「うりうり~、○○ちゃん♪ゆいサンタにデレデレ~?」 [部分編集] セリフ集(プロダクション対抗!!ドリームLIVEフェスティバル ライバルユニット) カラフルサンタ(メンバー:大槻唯/佐城雪美/五十嵐響子) セリフ 内容 出現時 「めりくりーっ♪それじゃ、ゆいたちとのクリスマスLIVE、はじめるよ!」 Live開始時 「プレゼントの中身はないしょ!」 勝利 「きゃはっ♪ゆいたちの勝ちだから、プレゼントはゆいたちのねっ☆」 引き分け 「あれれー、引き分けになったんだぁ。次のLIVEは負けないよ~♪」 敗北 「あれー、ゆいたちの負け? じゃーウィンクのプレゼントあげちゃうっ♪」
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VIP隔離部屋 隔離始めてみました http //tenhou.net/0/?41579846 ※参加資格四段以上。登録されてない方はスレで報告して下さい。 強さのみを求めて作った部屋です。特上前の調整とかに使って貰えるかと 需要は微妙ですが・・・ハイレベルな対局を観戦したり打ったりできると思います。 四段じゃない人は不満があると思いますが・・・思い切って作ってみました 試験的なものなのですぐ廃れて潰れるかもしれませんね。 集計出して個室VS隔離なんかもやってみたいと思います。 募集はスレで「隔離@~名」でおk http //tenhou.net/0/?41579846の部屋は現在VIPの四段以上+VIPに来る四段以上の計34名が登録してあります。 共有IDの四段は登録していません。 現在の登録雀師 HGST Ithaqua KC LEAFY Rz-102 bienes chutaro k.k.k. kanon kogepan teritama ★なりぽた★ あばばばばば ぬくもりてぃ はと@東風 もこたん アナル事件 カツカレーうどん ヘイホー ヘボ@東風 ペロちゃん レモンおいしいね ロサ-キネンシス ヴぃっぺる 一話の頃の裕太 勉強秋田 十四松 対面は神 帝王ハバネロ 日米ワシンジョー 深夜の宴 稚児 鋼鉄白金 阿部高和
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壱 弐 参 極 名前 [クリスマス!]雷獣 (くりすます らいじゅう) セリフ 壱 「どこにも負けないくらい派手な感じにしたいよね?」 弐 「本気出せばこんなもんじゃないよ?」 参 極 解説 雷と共に落ちてくる雷を操る大きな獣。雷神の子分だといわれる。犬のような狸のような姿で、するどい爪を持つという。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 壱 SR 20 3030 3030 2760 弐 3280 3280 2990 参 極 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:ホーリーボルト 雷 7 敵単体の攻防ダウン お邪魔戦術式 発動率 敵HPダウン 高 備考:
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綺麗な話だった。 -- (rot) 2011-12-25 23 48 30 名前 コメント すべてのコメントを見る ・人魚-セイレーン 航海者を美しい歌声で惹きつけ難破させるという海の魔物で、人魚としても描かれる。もとはギリシア神話に登場する伝説の生物。ギリシア神話においては、上半身が人間の女性で、下半身が鳥の姿をしている。 海の航路上の岩礁から美しい歌声で航行中の人を惑わし、遭難や難破に遭わせる。歌声に魅惑されて殺された船人たちの死体は、島に山をなしたという。また中世以降は半人半鳥でなく人魚のような半人半魚の怪物として記述されている。これは古代において海岸の陸地を目印に航海していたのに対し、中世に羅針盤が発明され沖合を航海出来るようになったことから、セイレーンのイメージが海岸の岩場の鳥から大海の魚へと変化したためではないかと考えられている。 Wikipedia「人魚」「セイレーン」より引用 歌が聞こえた気がした。女性の美しい声。 本日最後の授業の国語にて、うとうとしていたら歌が聞こえてきた気がする。どんな歌詞だったか、ちゃんと日本語だったかどうかがわからない。 ただあるのは頭にうっすらと残ったメロディーと、伸びのある女性の美しい声。 頭がまだちゃんと覚める前に、日直の掛け声とともに授業が終わり、教室内の静けさは崩壊した。品のない声が、せまい教室の中で混ざり合う。 考えてみる。授業中に歌が聞こえるということは絶対にないことである。どっかのクラスが、こんな時間に歌うなんてことはない。授業で歌ったとしても、防音のちゃんとした音楽室がある。歌なんて聞こえないのが当然だ。 まわりのはなし声がうるさくなっていゆく。声をいろいろと聞いてみるが、「歌が聞こえた」なんて言葉はでてこなかった。聞こえてくるのは昨晩のテレビやラジオについて、メールや電話について、先生の悪口などといった、いつもと変わらない中身のないくだらない内容だった。 放課後始まりの合図、放送部による音楽が流れ始めた。BUMP OF CHICKENの「Merry Christmas」だ。藤君のやさしい歌声が校内で響く。 まわりがクリスマスについてはなしはじめて、クリスマスとフジファブリックの志村の命日の存在に気ずく。腕時計の日付を見て、二週間後にあることに気がついた。 僕は窓を見た。雪が降っている。雪のベールのせいで、いつも窓から見える海は見えない。 つい最近までの空気は暑くってうっとおしかった。けれども今の空気は、冷たくって突き放すかのような空気だ。秋だなんて存在しなかったかのように、季節はすでに「冬」となってしまっていた。時の経過というものははやいものだ。 昨年のこの時期、まだ雪なんか降っていなかったが、どうやら今年はとても寒い年らしい。新潟市からすれば、十二月の頭で雪が積もるだなんてはやすぎる。今年はどうやらホワイトクリスマスのようだ。憂鬱だ。 冬になったもんだから日は短くなる。授業終わりなのにすでに真っ暗である。いや、雪が降っているから真っ白なのかもしれない。視覚というものはあいまいなことを忘れてはいけない。だまし絵とか、まさにそう。「百聞は一見にしかず」なんて嘘くさくってしかたない。 授業中に聞こえてきた歌について考えることをやめて、帰り支度として机の横にかけておいたコートとマフラーを机の上に置き、リュックに教科書などを詰め込んでいたら、 「なにしてんの?」 と声をかけられた。 長い黒髪、整った大きい目、黒い制服、赤いチェクのスカート(校則破りの短さ。見てるだけで寒い)、赤いマフラー。顔は例えるなら猫(ただし長いヒゲは生えてるわけではない)。幼稚園の頃からの幼馴染であった。 幼馴染の異性というのは苦手である。思春期という壁があろうとも、まるでそれが存在しないかのように、なにごともなくはなしかけてくる。 ようするに、僕が嫌がってもはなしかけてくるのだ。 「これから帰るところだよ」 マフラーを首に巻きながらこたえる。僕の発言に対して彼女は「ああ」と納得した。僕のすでに装着した黒いマフラーとコート、机の上の将来を左右する紙の束の詰まったリュックを見たからだ。どうやら彼女は視覚よりも口が先に動くみたいだ。 「さっきの授業うとうとしてたね」 「うん」 適当にこたえながらコートを着る。 「コート着てるのなんて君だけだよね」 「寒いんだよ。みんなやせ我慢しすぎ」 学校指定のリュックを肩に背負いで、マフラーで口が隠れる程度に上げながら歩き出す。右足、左足、右足、左足……と。僕の意思によって動く足。そのひとつ後ろにも、ことりことりとついてくる足……。彼女の足だ。 「一緒に帰ろうよ」 彼女の顔を見る。僕が彼女に顔を見たとたん、彼女は不機嫌そうに、「なんでにらむの」なんていうから、「にらんでない。見てただけ」と返すと「……そう」と返してきた。人をにらんだことなんか、一度もないのに。 廊下は寒く、階段は冷い。靴がゆかとすれる音が、どことなく心地よかった。 「Merry Christmas」は終わったらしく、サカナクションの「ネイティブダンサー」が流れ始めていた。なんで「スノースマイル」を流さないのだろうか。 そういえば最近、音楽聞いてないな。 雪道は得意だ。下を向いて歩くから、転ばないのだ。 いつからかはわからないが、下を向きながら歩く癖がついていた。だからこの季節、外を歩く時の視界は6割が白だ。人にあたることはそうないが、電柱にあたることならよくある。 目にかかるかかからないかぐらいに伸びた髪が、すこしだけうっとしい。けど、たぶんしばらくの間は切らなさそうなきがする。 人と関わることを避けるようになったのはいつからだったか、思い出そうとしたときに彼女が「さみっ」とつぶやいて、両手をこすった。きれいで美しい、男にはないうつくしさのある手が、赤くかじかんでいた。 聞かなかったことにしようと、白い息を無意識に吐いてから手をコートのポケットにつっこもうとしたら、左手をつかまれた。 「つめてっ」といって僕が飛び跳ねるて手を振りほどくと、「そんなに拒絶しなくてもいいじゃん」といって、僕の手をまたつかんできた。そうなると、僕の手が寒さゆえに行き場をなくしたので、いっそのことを思って彼女の手ごとポケットにつっこんだ。彼女は「これじゃ君の手のあったかさがわからない」とでもいいたそうな、不機嫌な顔をした。けれど、どこかうれしそうにも見えた。いや、気のせいだろう。 手をつっこんだあとに、彼女との距離を近づけてしまったことにきがついて、すこしだけ顔があつくなった。 僕の顔を見て彼女は「なに赤くなってるの」なんて笑いながらいうもんだから、「寒いからだよ」と言い訳をつけて鼻をすすった。冷たい空気が肺へ入るのがわかり、鳥肌がたった。 僕と彼女が歩くたびに、足元の音楽隊が音を鳴らす。「さくり」「さくり」、「ぎゅぎゅ」「ぎゅぎゅ」という四重奏。シンプルな音であるがゆえ、うつくしい。 誰も歩いていない、雪の絨毯の上でしか演奏されない演奏。今の季節ならどこでも聞けるが、二人で聞くとなるとまったくもってそれは別のものとなる。 彼女は白を吐きながら、言った。 「もうそろそろクリスマスだよ」 僕は素っ気なく「まだ二週間ぐらいある」と返すと「もう二週間しかないんだよ」と、うったえかけるように言った。 「別になにかあるわけじゃないんだから」と僕がいえば「クリスマスがあるんだよ」と、どこかかみ合わない返事がきた。 「君みたいな美人は彼氏といちゃいちゃしてれば……」 「彼氏なんていないよ。彼氏なんていたことないし」 人の言うことは最後まで聞いてほしいものである。 それにしても以外であった。 「彼氏いないんだ」 「いないよ」 じゃあなんでうれしそうに言うの? 彼氏ができたことがないってことは処女なんだ、とか言いそうになったが言葉を飲み込んだ。 「好きな人とかいないの?」 彼女が僕に聞いてきた。 「友達のいない僕にきくような質問じゃないだろ。つか、きくまでもないだろ。いないよ」 すこしだけ足がはやくなった。彼女が「はやいよー」なんていう。 「おまえはいないの?好きな人」 「いるよー」 足元のカルテットはリズムを崩した。 「最近の恋愛小説ってさ、けっこうにてるんだよ。鈍感で引っ込み思案の草食系男子がすっごいもてるの。」 彼女は得意げに口を動かした。 僕は適当に返事をしながら、歩いた。 彼女の手は、妙に汗ばんでいた。ポケットの中の湿気かもだけど。 彼女との記憶をおもいだそうとしてみる。だめだ、あんまり覚えていない。 ふと思う。記憶というものは雪に似ているのかもしれない。記憶も雪も淡くってもろくって、かんたんになくなってしまうし、積もる。 顔を上げてみたら雪が降っていた。いや、学校を出る前から降っていたか。 また、帰り道もだいぶ終盤であった。海沿いの道である。 冬の海は荒くって好きじゃない。四重奏は波の音を加えて五重奏となった。 「ねぇ、クリスマスってあいてる?」 急に質問をされて戸惑う。 「ん、うん。あいてる。」 「ねぇ、ウチあいてるんだけどさ、一緒に過ごさない?」 提案された。 「いいよ、予定ができなければ」 予定がないのだ。別にこいつとだったら過ごしてやっても悪くはない。 僕が答えるや否や、彼女はやけにうれしそうな顔をした。なんでだろう。 「じゃあわたしケーキつくるよ」 「スポンジのつぶれたのとか出来そうで怖いな」 「ひどいこと言うなー。こう見えても家庭科5なんだぞ」 「裁縫だけだろ。針の扱いが人殺し並みに神がかってたとか」 すこしだけいじめてみる。 「ち、ちがうよっ。料理上手だもん」 「自分で上手とかいってる奴なんて信用ならん」 「ち、ちくしょう。今にみてやがれー。ほっぺた落ちるような料理作ってやる」 「酸とかでほっぺを溶かして落とすのかな、きっと」 僕がそういったいじわるをすると、彼女は小さい声で「このヤロウ、絶対にうまいっていわせてやる……」と、怨むような言い方をしていた。 彼女の顔を見ようと、顔をあげたら、視界に異様なものがうつった。 青いなにか 浜辺にうちあげられているなにか。人の肌の色に、青い色……目を凝らそうとしたら髪が目に入った。痛い。 「なあ、あれなんだ」 彼女がぶつぶつと呪文めいたことをいうのをやめ「なにが?」と聞いてくるやいなや、僕にしかきこえないような驚いた声をだした。 「人魚……?」 痛みと涙をぬぐって、前髪をどけて目を凝らした。 そこには、冬の海によってうちあげられた人魚がうつぶせで倒れていた。 上半身は裸。下半身は魚。 人魚だ。 SPECIAL OTHERSとDragon AshのKjがコラボして作った「Sailin 」という曲の、不思議な心地になるイントロが頭の中で流れた。 初めて聞いた時、サビの「セイリン」を「セイレーン」だと、聞き間違えていたことをおもいだす。 ああ…… 僕は本能的に、彼女の手をポケットにつっこんだまま、今まできた道を走り戻っていた。 家を帰るのに、普段海を見ることなんかないのに。 彼女は白い息と文句を吐き、僕はただ走った。 彼女の手は、暖かかった。
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「やはりクリスマスともなると混みますね」 「良い事じゃないか。 賑やかで明るい事はそれだけで何ものにもプラスになるものだよ」 ポートアイランドを南北に縦断する幹路も、新ポートアイランドパークに差し掛かれば今は夜だが昼の明るさである。 クリスマスイベントで光り輝くパークからはあらゆる幸せのオーラが漂ってくる様だ。 「年々、繁忙期の売り上げが伸びていきますね」 「政策も世情も交流へと進む中だ。右下がりになることはないだろうさ。 きっと、いや確実に来年の今はもっと忙しくなっているはずだ」 見て思えば、去年よりも人通りは密度を増していてその中にある異種族も色取り取りになっている。 「確かに去年よりもスーパーの半額セール待ちの人だかりも一回りほど大きくなっていますね」 赤貧ながらも夢と現実を相手に戦う労働戦士も 異質を放ち他と色を合わせない不良も 生の輪廻から離れた朽ちぬ体の純真も 多分いくらかは独り身なのだろうか、今宵の戦いは一層熱く激しいものになるだろうと予感させる。 「これは帰社が一時間以上遅れますね… 部長は大丈夫なのですか?」 「大丈夫とは?」 「家で用事とかあるかと思いまして」 「あぁ、気を使わせて済まないね。 大丈夫だ、心配無い」 妻と娘がはりきって準備しているパーティーには多くの級友がやってくるとのこと 日本にやってきて数年の努力と勤労で得たマイホームでも手に余る程の人数がやって来るらしく 家でもっとも多くスペースを占有する私は「外で楽しんでいらしてね」「プレゼントは明日でいいよ♪」とのことらしい 去年の今頃知り合った取引先の社員と付き合い始めて半年後に同棲が始まったが、先週別れた 主な理由は彼女のエンゲル係数に僕の収入が太刀打ち出来なかった事なのだが… 「御免なさい。貴方の事が大切だから、私はいつも満腹じゃないとダメなの」 別れる理由を話した時の彼女の潤んだ複眼を、僕は瞼を閉じる度に思い出す 「何ともはや…車中なのに降る雪の寒さが身に染みるようではないか…」 「部長の膝がエアコンの吹き出し口を塞いでいますので…」 運送会社のトラックの中、クリスマス渋滞で頓挫する人間とオーガはサンタクロースも門からやってこないかと雪の夜空に願った。 種族同士のすれ違いはやっぱりあるんだなーと。家が広々しづらいのは日本では仕方がないんだ… -- (とっしー) 2013-12-27 00 10 12 車中で窮屈そうにしているオーガを想像してわむ -- (名無しさん) 2016-12-24 09 29 44 異種族交流が始まった世界には悲喜こもごもが起こるのは間違いないでしょう。辛い立場も別れもその先に幸せがやってくることを願います -- (名無しさん) 2019-03-31 17 05 07 名前 コメント すべてのコメントを見る
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名称:かがみ【クリスマス】 レアリティ:☆5 アイコン編集 実装日 2021/1/5 クラススキル1 敵単体に炎属性の特大ダメージ クラス せんし クラススキル2 自身の物理攻撃が一定ターン中アップ自身の物理攻撃が一度だけ小アップ 属性 炎 とっておき 敵単体に炎属性の特大ダメージ味方全体の物理攻撃が一定ターン小アップ 名称:かがみ【クリスマス】専用ソード アイコン編集 ATK 130~629 実装日 2021/12/7 ぶきスキル 敵全体に炎属性の中ダメージ自身のクリティカル率が一定ターン中アップ 最終進化開放日 未実装 ぶきスキル(最終進化後) 自動発動スキル 通常攻撃のダメージが小アップクリティカル時ダメージが中アップ
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VIPクランについて VIPとかVIPPRE学院みたいなクランがあるけど無関係の一般クラン。間違っても煽り以外で声かけるなし。 アナリスク クランマスター ドットマン 絶賛活動中! 既に解散済みのVIPクラン VIP学院 クランマスター ToMMyちゃん クランマスター行方不明で新規拾えなくなって解散。 長いこと放置してごめんね 新しいクランできたみたいなのでVIP学院は潰します。} VIP クランマスター mineso9line 一番最初に活動してたVIPクラン。 クランマスターが超絶IPでVIP学院に移動。 16-5とか日常茶飯事でした。
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[VIPP]VIPdeGTA5 PS4 PS4用クルー [VIPP]VIPdeGTA5 PS3 PS3用クルー [OMAS]OMAERASHINE R前身クルー[OMAS]OMAERASHINEのリーダーが消息不明になり過疎が進んだため作られた新生OMAS 名前のRは「Rebirth(新生)」のRから取っている現在VIPメインクルー系で一番熱いイケメンクルー VIPPERはこぞって参加しろ だいたい21、22時ぐらいから人が集まってきて深夜早朝まで活動してる事が多い旧OMASから基本的に活動や方針は自由でオートエイム・フリーエイムでのジョブ回し、クリエイトジョブ、フリーモードでのお遊びが活発 デスマッチはネタ・ガチ問わずスタイルは自由、強くても弱くても関係ないからどんどん参加しろ フリーエイムの並み居る敵や不利な状況を己のエイム力で一掃し打開する快感はおよそオートエイムでは味わえない ただし場合によっては禁止武器があるので注意 その辺はスレの流れを確認すること デスマッチをホストする場合は建てる際に照準の種類とあれば禁止武器をスレではっきりさせておくと喜ばれます 禁止される事が多いのはロケットランチャー、グレネードランチャー、ミニガン、粘着爆弾、アサルトショットガンの5つ 上記5つは禁止されて無くても自重するのが望ましい 銃の近接攻撃の乱用も嫌われやすい (フリーエイムのみ、オートエイムは特に指定なし) 有志のメンバーがそれぞれクリエイトジョブを作りそれをプレイリストにまとめてみんなで遊ぶ企画「クリエイト大会」もOMASの主な活動の1つ 岩星作成顔負けの糞真面目なデスマッチだろうが初見殺し満載のクソレースだろうが基地外共は喜んでプレイするからどんどん作れ 低評価入れられても泣かない 他にも突発企画やミッション、VC狩り、クルー対抗戦等その場の流れで色々やっている クルー対抗戦は随時相手を募集中 [WORK]HALLO WORK 多目的クルー PSNID プロフィール公開制 承認制 ヘッドセット禁止 掛け持ち禁止クルー(ニコ厨クルー、GDGD等)排除の為プロフィール公開制になった プロフィール非公開が理由で除名されても公開して再申請すれば承認される [AUTO]Afterfire 4輪クルー オフロード 乗用車 スーパーカー 珍車 誰でも歓迎 [MRWS]CHERRY WEATHERSVC狩りクルー 承認制 VCを見つけたらスレで自分のID晒せ見たチェリーはクルーメンバーを見る→ゲームに参加で参戦しろ [ITEM]SKY KIFFLOMs 航空機系ミッションやパラシューティングなどを楽しむ 最近熱い大体戦闘機デスマッチをやってる 他のクルーとの対抗戦もやっていたりする。 この他にも初心者用クルー、TAXIクルー、バイカー用クルー等細かいのもある
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P「もうすぐ、クリスマスがやってくる」 執筆開始日時 2012/12/22 元スレURL http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1356181367/ 概要 雪歩「――あ」 P「どうした?」 雪歩「雪ですよ、プロデューサー」 雪歩は、まるで水を掬(すく)うように、両手を出した。 空を見上げると、雪歩の言うとおり、ちらちらと雪が舞い始めている。 タグ ^萩原雪歩 まとめサイト SS保存場所 えすえすMIX エレファント速報 ストーリア速報